先週引っ越した。
都内はかわらず、23区内から市へ移る形となった。
以前の住所には1年半ほど住んでいたんだけど、部屋の設備も住民も街の音もすべてがダメで、住み始めて半年くらいで引っ越しを検討していた。
1年間ずっと部屋探してたわけではなくて、勝手に違約金かかると思い込んでて1年我慢してたところ、そんなものはなかったことに気づいたので引っ越すことにしたという経緯。
1Kから1LDKになったので、仕事部屋とリビングを分けれるのが最高。
まぁまだ家具なにも届いてないので10畳のキッチン付き虚無が広がっているが、半年くらいしたら完璧になるはず…
1週間ちょっとのあいだに荷解きから役所手続き、粗大ごみの廃棄と買い替えをほどほど済ませたのでめちゃくちゃ疲弊した。
今回の引っ越しでひとつ指針をたてていて、ずっと家族のお下がりで使われ続けてきた道具を一新することを目標にしている。
トップバリュの衣装ケース、出生不明のスプーン、フォーク、ハンガーから食器棚、炊飯器、レンジといった家電など、何から何まですべて一新したい。1から10まですべて自分の意思決定プロセスを経た道具だけを視界に入れて生活しようとしている。
そして、そのための出費を1週間のあいだに立て続けに行ったので、最近は金銭感覚が狂っててヤバい。
現在の住居に関しては一部残念なところもあったけど、自分の事前の確認不足が原因なので割り切ることにした。住んでみてわかるような事象や、隣人問題のようなアンコントローラブルな問題はないので、概ね満足している。
正直、マイナスが0になったという感じがあるだけで、費用対効果で見れば当然といったらそれまでなんだけど、なによりも費用対効果が適正であるという事実に圧倒的な感謝がある。
本当に辛い1年半だったので、当たり前のことが当たり前に保証されているこの1週間は幸せだった。
まだ春先で、これから四季がめぐっていくわけなんだけど、身の回りのものを少しずつ自分らしいものに近づけながらゆっくり過ごしていきたい。
