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日記を書きたい

2023~24年に遊んだゲーム

2023年~2024年にかけてたくさんのゲームを遊んだので、いくつか記憶に残ったものをご紹介。


VOID STRANGER

白樺の木

ここ数年で一番印象に残ったゲーム。

プレイヤーは主人公を操作してパズルを解きながら、フロアの先へ進んでいく。 説明なく次々と襲い来る苦難を乗り越えながら、ギミックやオブジェクト、NPC、ムービーなどから得た断片的な情報をもとに、このゲームの正体を暴いていくことになる。

このゲームは謎が多く、ネット検索も向かない(ひとつ検索すると3つネタバレ踏む系)ので、プレイ後は録画を見返し、Notionやスプレッドシートで情報を管理して攻略していた。

約2ヶ月間、90時間超かけてスタッフロールとエンドCGまで見たので満足してネタバレ解禁したところ、山程出てきた知らない要素についてredditで議論されていて、未だ底知れないこのゲームの作り込みに腰を抜かすことになった。

謎解きが好きで負けず嫌いなゲーマーはぜひ挑戦してみてほしい。気になったらsteamのレビュー欄を読んでみることをオススメする。

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ARMORED CORE™ VI FIRES OF RUBICON™

後ろが私です

はじめてのアーマード・コア。生来ロボゲーには縁もゆかりも無かったが、がっつりハマってしまった。

素直にアクションゲームとして遊んで良し、ペイントで色を塗り、ステッカーを貼ってプラモ的に遊んで良し、出来た機体をフォトモードで撮影して良しと、かなりのスルメゲー。

ちょうどディスプレイを変えてから最初に遊んだゲームなので、グラフィックの綺麗さに魅了されて、たくさん写真を撮ってしまった。圧縮されちゃってるけど、せっかくなので何枚か紹介します。

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Bloodborne PSX

低解像度神父

フロム・ソフトウェアのゴシックホラーアクション「Bloodborne」をPS1風にデメイクした2次創作作品。

原作プレイ済みの経験者にうれしい演出と、本作オリジナル要素のバランスがちょうどよく、思い出に浸りながらサックリ遊べる良い作品だった。 PlayStation無印ライクの独特な操作性も相まって、やや別ゲーに感じるのも面白いポイント。

英語しかないけれど、原作プレイヤーなら雰囲気でわかります。無料なのでぜひ。

b0tster.itch.io


LunarLux

キルラキル

キルラキルではない。ロックマンエグゼシリーズを精神的フォロワーに持つ、アニメ風アクションRPG。 簡単なコマンドバトルやクエストをこなし経験値をためてレベルアップして、シナリオを進めていくオーソドックスなゲーム。

思わずプログラムアドバンス!と叫びたくなるようなチップ選択システムや、イントロだけでわかる電脳系BGMが世代直撃でたまらない。

シナリオが少年漫画的な王道展開なのも相まって、往年のコロコロコミック世代としては大満足でした。

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SANABI

そっっか~~(百億倍スマイル)

SANABI やりました???僕はあのチュートリアルで完全に感情移入してしまい、しばらく片腕が機械化した復讐鬼として過ごしました。

発売後は、日本語翻訳がアレなゲームとして有名だったけれど、最近、有志の協力で読めるレベルになったらしいので、気になった人はぜひやってほしい。 僕は機械翻訳時代にプレイしたので、要所要所は雰囲気で感じ取ることになったけれど、それでも最終的には泣きました。

本作はキャラクターのアニメーションが秀逸で、シナリオとBGMに合わせて、こちらの感情を的確に揺さぶってくる。泣きたい人はやりましょう。

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DARK SOULS™ II: Scholar of the First Sin

3対1は卑怯だろ!!!

ダクソ3 のつもりで始めたら思ったより別ゲーで驚いた。たいまつ、二刀流、適応力、風車、溶鉄城、雪原、そしてつるはし…思い出は尽きません。

泣きながら1週クリアするだけで70時間持っていかれたので、長期休暇にやりましょう。

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いるかにうろこがないわけ

5対1は卑怯だろ!!!

高難易度2Dシューター。ファミレスを享受せよでおなじみ、月刊湿地帯さんの新作。

本作も特徴的なサウンドとアートが素晴らしく、耳と目を楽しませてくれる一方で、1発外すとアウトなストイック仕様なので、脳と手は必死に動かすことになる。

ローグライクなので記憶もあまりアテにならず、弾もイノーチ(残機)も少ない中で、クリアにトータル5時間かかったが、おかけでわかりやすく成長を実感できて良かった。

画面下部で1行ずつ進むストーリーを気にしながらクリアするのは難しいと思うので、事前に録画するかインターネットの力を借りましょう。

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For the GHOSTs

「ありがとう!」

フォトリアルな背景に、可愛らしいキャラクターイラストの合わさったCGと、美しい詩のようなテキストから興味を持ってプレイ。 虚構の友だちとお話をしながら、知らない花や紅茶の名前、好きな本などたくさんのことをお話しした。

正直、プレイするタイミング次第でプレイヤーが受け取るものが変わってくるタイプの作品だと思う。 個人的には、誰かに話を聞いてほしいとき、寄り添ってほしいときなんかが良いのかなと。

どの一枚を貼るかすごく悩みつつ、びっくりしてうれしくなっちゃった時の一枚をご紹介します。縁がフィルム調なのも素敵ですね。

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Inscryption

アルティメット黒ヤギ

デッキ構築型ローグライト脱出ゲーム。 インディーながらもド有名な作品で、Game of the year 的な受賞歴もあり、本当に面白い。

カードゲームをしながらヒントを得て脱出していく中で、さまざまな驚きの展開にプレイする手が止まらなかった。

カードゲームも脱出パートもそれ以外の要素も全てが高水準で、非常に満足度が高い。 クリア後に開放されるチャレンジモードまでばっちりクリアし、実績コンプリートまでやりきった。

とにかく何も見ずにやってほしい系のゲームではありつつ…一応、雰囲気こわいのが苦手な人と配信者は気をつけて。 興味があったり、少し不安な人はsteamのレビューが参考になると思う。

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崩壊:スターレイル

こんにちは

発作的にソシャゲのガチャを引きたくなることってないですか。

しかし最近のゲームはガチャを引くまでが長い……シナリオやムービーを高速ボタン連打しているうちにアイテムがたまり、キャラが増え、なにやらボスっぽいやつを倒したのに、10連ガチャ分のチケットがたまらないので、また明日と続けることになる。

このゲーム、バトル時に使えるオートモードを使うことで、戦略を全く考えることなく遊べるのだが、これが本当になんというかヤバい。可処分時間を奪ってなんぼのゲームが、プレイヤーの可処分時間に配慮してくるという謎の現象が起きている。

そうこうしているうちに気づけば始めて1ヶ月。受注できるクエストが無くなり、メインパーティーのレベルがカンストし、育成リソースも尽きるくらいには遊んでしまった…

hsr.hoyoverse.com


ほかにも

かなり色々手を出してはクリアしたり途中で止まっていたりしている。

色々遊んだおかげで、なんとなく自分の好きな傾向というかジャンルが見えてきたので良かった。

これからも色んな面白い作品を、たくさん遊んでいきたい。エルデンリングのDLCも楽しみだ〜


ひとくち感想コーナー

ここ2年でプレイしたものを順不同で記載。こいつゲームばっかやってるな…

パズル

  • Baba is You
    • 1週間前に始めてまだ2ステージ目。狂いそう、狂う
  • The_Witness
    • 一筆書きパズルゲー?パズルゲーは並行プレイできないので落ち着いたらやりたい
  • Portal: Revolution
    • MODとは思えないクオリティに大満足。日本語化したらもう一度やりたいくらい良かった
  • The Entropy Centre
    • 時間を逆行させる銃で謎を解くパズル。パズル自体は面白いものの、ゴール再現の手間が重くて断念してしまった
  • HER TREES : THE PUZZLE HOUSE
    • 雰囲気のあるビジュアルのモノクロパズル。懇切丁寧なヒントに何度か助けられました

シミュレーション

  • 火山の娘
    • 娘ちゃんかわいいね。しかし自分は育成シミュレーションが続かずお休み中

カード

  • Slay the Spire
    • ローグライクデッキ構築の代表作ということでプレイ。リセットが簡単だったのでそこまでハマらずに済みました。2も出ますね!
  • 晴れし靄かな
    • かわいい絵札を見ながらハイ&ローでさくさく遊べるゲーム。不穏もあるよ!

アクション

  • Cyberpunk 2077:仮初めの自由
    • アプデ後に遊びやすくなってて良かった。カタナニンジャビルドで遊びました
  • Katana ZERO
    • サクサクアクションとカセットテープモチーフが素敵ポイントでしたね。お話はちょっとよくわからなかった…
  • The messanger
    • ノリノリで格好いい音楽と、コントみたいなシナリオが最高。笑いたい人はやりましょう、めちゃくちゃ面白いですよ
  • ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist
    • 遊びやすくなったエンダーの新作。歯ごたえのあるアクションと仄暗い雰囲気がたまらない
  • 巫兎 - KANNAGI USAGI -
    • 記憶を無くしてもう一度SEKIROできる!と思ったら、最後によく知ってるやつが出てきて笑っちゃった
  • Cult of the Lamb
    • 教祖になって信者に世話してもらうつもりで始めたら、教祖が信者を世話することになりました
  • デイヴ・ザ・ダイバー
    • 魚を獲り、スシを運ぶ。日本人が遊ぶとさらにおもしろい気がする。少し平和なSubnautica?
  • Sheepy: A Short Adventure
    • もちもち羊くんとエレクトリックミュージックがなんと無料で遊べます、最高。
  • Lies of P
    • 全てが煮崩れした闇鍋

テキストアドベンチャー

  • Refind Self: 性格診断ゲーム
    • 7daysの作者さんらしくしっかりと2面性のあるゲーム。失敗作くんに追われるシーンで悲鳴上げちゃったよね
  • 未解決事件は終わらせないといけないから
    • ミステリーな本作と噛み合ったシステムが素晴らしく、謎がつながったときの爽快感はひとしお
  • The Cosmic Wheel Sisterhood
    • タロット作成に時間をかけ過ぎて3章目くらいで止めている。主人公とほかキャラの掛け合いが海外産ゲームという感じで心地良かった
  • ナツノカナタ
    • フリーと思えないボリュームに驚き。立ち絵表示がよく見えるUIも新鮮でした。ディストピア世界観はいつやっても良いものだ…
  • 午前五時にピアノを弾く
    • ビジュアルの雰囲気が好きでプレイ。落ち着いて読み進められる、静かな朝の読書みたいなゲーム
  • Glare1more
    • クーデレ?メイドロボと会話して謎解きするゲーム。アダルト要素もあるよ
  • RONNARIUM
    • パートナーのペンギンはじめ、夜の水族館に住む動物がみんなキュート。会話のセンスも◎
  • sky
    • For the GHOSTs 作者さんの前作。こちらもメタフィクションな作風をとりまく魅力的なキャラクターと、シナリオ後半の演出が素敵な作品
  • sky[Rain]
    • 上記 sky[]の続編。仲良くなった後にもう少しお話できて嬉しかったです
  • q.u.q.
    • 雰囲気バツグンのビジュアルがGoodなノベルゲーム。インディー節をひしひしと感じる良作でした

ノベル

  • GINKA
    • ギンカちゃんに惹かれるも、慣れない伝記ものに止まっています。ラストにかけてがアツいらしいのでこの夏駆け抜けたい
  • イハナシの魔女
    • こちらもまだ序盤で止めてしまっている。名作と名高いので期待は大。これも夏にやるぞ…!
  • でこれいと・でこれいしょん!
    • 顔の良い女(の幽霊)と、顔の良い男にまつわる話。心情描写とエンディングが好みで良かった
  • 小坂さん。 - Remaster
    • 小阪さんかわいさにプレイ。ストーリーもオチも個人的に好きなタイプで、短いながらもインパクトがあって良きでした
  • 不香の花 - Snow Flower
    • 上記小坂さん作者「心太」さんの新作。スチルの量が多くてびっくり。3作の中で一番好きまである
  • 日陰の日葵 - sun in the shade
    • 心太さん2作目。予想できた結末のその先が良くて…あくまでヒロインと主人公が1対1じゃない続き方が良いですね
  • Radio Wave Bureau
    • 百合ゲーかと思ったらホラーかと思ったらunityチュートリアルで見るやつが始まって百合ゲーに収まった
  • She Vomited Guns
    • ホラー感はありつつ、社会的な問題定義や、現代価値観における生物倫理を問うみたいな要素もあって複雑な感情になりました
  • In The Grace of Our Malice
    • 始めた瞬間にわかる不穏さと不安定で共依存なキャラクターの会話を聞きながら山を登る。全画面テキストエリアのノベルってそういう緊張感あるよね…
  • 限界OL海へ行く
    • 実況録ってたけど、OLが「あ~」しか言って無くて没になりました

メロンパンとクロワッサン

散歩の折に駅前のちいさなパン屋さんで、クロワッサンとメロンパンを買ってみた。ちょっとしたおやつにいい感じ。家には紅茶もあるのでさらにいい感じ。

数ヶ月前からなんとなく気になっていたお店に入ることができて、少しスッキリした感じがする。店舗としてはすごく小さいのだけれど、そういうお店には個人の気持ちや思いを感じる。レジ袋に同封された紙を見るに、どうやらクロワッサンを温めるときはトースターの予熱を使うのが良いらしい。なるほどたしかにじんわり温かくなって美味しかった。

初めて入ったお店ではベーシックなものを注文することにしていて、その点クロワッサンやメロンパンは、パン屋さんにおけるベーシックな商品という感覚がある。いや本当は食パンなのかもしれないが、その店には食パンは売っていなかった。

紅茶の準備をしながら、メロンパンを温めようとして、そういえば紅茶味のメロンパンを買っていたことを思い出した。紅茶味というだけでつい買ってしまう。好きが高じて一時期は紅茶クッキーを頻繁に作っていたこともあった。簡単で美味しくできるものは好きだ。

図らずもダブル紅茶の構えになってしまったが、美味しいものと美味しいものを一緒に食べると、とても美味しくなったのでオールオッケーでした。

🍮

4連休にした初日に風邪引いたので、予定を日曜にズラした。でもこう言うのって横になってる時はしんどく感じるけど、縦になって少し経つと意外と平気(な感覚)になったりする。単に寝起きでお腹が空いてるだけで正常な判断ができないんだろうな。まぁ弱っていることは確かなので、変に悪化させたり他人に移したりしないよう、のんびりしてようと思う。風邪ひいたときはプリンOKの自分ルールがあるので、それだけあとで買いに行こう。

ゲームの発売日を楽しみにしている

今年の誕生日はアーマード・コアの新作、AC6の発売日だ。

www.armoredcore.net

過去作のプレイ経験は無いが、インターネットミーム化する程度には有名な本シリーズを、整った環境でプレイできることを楽しみにしている。

残念ながら発売日にプレイすることは叶わないが、休日に入ったら遊ぶことができるので、存分に楽しみたい。

ひとまずPS5で遊ぶつもりですでに予約はしている。また、ハマり具合によってはPC版も購入する可能性がある。
なにかの記事で、PC版では120fpsでのプレイが可能といった内容をみたので、体験してみたいのだ。まぁそうなったらディスプレイから購入することになるが…

ディスプレイの話はさておき、これ以降もビッグタイトルが控えているので、休まるところがない。

AC6 の発売から約2週間後の、9月6日にはBethesdaのStarfieldがリリースされる。
Xboxのサブスクで遊ぶ予定だ。まぁ正直最初はバグだらけでまとも遊べるか怪しい気もしている

bethesda.net

そして月末の9月26日には、サイバーパンク2077のDLC「仮初めの自由」がリリースされる。
すでにsteamで予約済みで、前身となる無印サイバーパンク2077はクリア済みだ。

www.cyberpunk.net

サイバーパンクもStarfieldもPCで遊ぶつもりなのだが、いずれのタイトルもハイスペックの環境を求められており、正直いま使っているPCでは心もとない。
サイバーパンクDLCでは推奨環境の「高」ですら満たしておらず、おそろしい時代になったと感じる…

せっかくゲーミングPCを自作したのでこれでゲーミングしたいのだが、ビッグタイトルになればなるほど割と心配になるレベルの発熱をするので今から不安。
せっかくの専用機で妥協するのもよくわからないので、良いパーツに交換したいのだが、CPUとCPUクーラーを接続する過程でかなり手こずった記憶があり、あまり何度も手を入れたくない…


ゲームの嗜好が割りと偏っていて、ジャンル以外にも細かい好き嫌いがあるため、遊びたい新作ゲームがこんな短いスパンでリリースされることはいままでに無かった。
隙あらばゲームの発売日に思いを馳せる日々が久しぶりで、毎日楽しみだ。

目が不調

※血の話をするので苦手な人は注意してください。

起きたら片目が赤くなっていた。紅って感じで、液体としての血が見える。
いわゆる白目の部分だけが変色していて、見え方には全く問題ない。ちょっとかゆい。

2日前に美容院に行った際に、偶然担当の人から体験談を聞いていたので、起きて鏡見た瞬間に「あっこれか~~」となった。
目の中の毛細血管が切れて血が流れ出したことが原因で、ようはただの痣と同じ内出血にあたる症状。しかし内出血ゆえに外用薬もなく、ただ自然治癒を待つしか無いらしい。

念のために眼科にいったけれど、全く前述のとおりで、処方薬もなくただ話をして帰ってくることになった。
普通、自分の年齢であれば自然に起こるものでは無いらしいが、正直うつぶせで寝たことくらいしか心当たりがないのでそう言われても困ってしまう。単純にフィジカルが脆弱なだけだと思っている。

内出血なので、血が酸化しない(し辛い?)こともあり、鮮やかなレッドカラーが右目を覆っていて、非常に厨ニくさい。真面目な話、鮮血の色は初見で生理的に抵抗を感じると思うので、外出時に他人と目を合わせるのには気を使ったほうがよさそうだった。

眼科医曰く、しばらくは血行に影響するような行為(激しい運動、熱いお湯への入浴、アルコールの接種など)は避けたほうがよいとのことで、だいたい治癒までに2,3週間程度かかるらしい。結構長い。

個人的に入浴が好きで、生活の癒やしなので、それが不自由するのはなかなか困ったことである。あと、鼻喉元に違和感があってごく少量ずつ血が下に流れて行っている感覚がある。人間のしくみに明るくないのと、普通に風邪っぽくもあるので気の所為かもしれないが…

そんなこんなでしばらくは入浴に不自由をかかえたまま眼鏡生活をすることになった。先週は胃が荒れて胃薬をもらいに病院に行ったりと、すっかり薬漬けである。

こういうときは気分が沈みがちなので、自分ルールで帰りにプリンを買っても良いとしている。

ノベルゲーム始めたら最初に確認する設定集

ノベルゲームやるときの個人的な設定について書く。とりあえず起動したら設定画面をひらくタイプのオタクなので、このあたりには一家言ある。

  • 再生中の音声スキップをOFFにする
    • 音声再生中に次の文章に進んだときに、再生中の音声を停止しないようにする設定のこと
    • 2000年代前半の古いゲームにはそもそもこの設定すら存在しない
    • 昨今は各社デファクトスタンダードになりつつあるが、まだ表記ゆれが激しく、デフォルト値にもブレがある
      • 大概の場合デフォルトは「停止する」にあたるが、メニュー文言側にブレがあるのが現状。例:「ボイスカット:ON」「改ページで音声を停止:ON」
  • クイックセーブの操作確認ダイアログをOFFにする
    • 頻繁に利用するので基本OFFにしている
    • ゲーム進行中の雰囲気を阻害しないためのクイックセーブなのに確認ダイアログ出すのはどうなのかと云々…
  • システム音声の音量を50%以下に変更する
    • 場合によっては完全にミュートすることもある
    • これも前述同様、本編中にシステム音声で現場に存在しないキャラクターの音声を流されると雰囲気が崩れるので…
    • 本読んでるときに横から話しかけられる感覚に近い
  • テキスト速度はだいたい80%にする
    • 申し訳ないが、全文が視界に入った瞬間に文字送りをすることがほとんど
    • せっかちなのでボイスが終了するのを待てない
  • テキストウィンドウの濃度(透過率)を50%程度にする
    • 立ち絵をなるべく見たい
    • テキストウィンドウはユーザー側の世界のインターフェースであって本来的にはその世界観にそぐわない異物である認識
    • なるべく背景と同化させつつ、最低限読みやすさが担保されるレベルの透過率はだいたい50%程度である(自分調べ)
  • ウィンドウサイズを変更する
    • そもそも、ウィンドウ or フルスクリーン の2択が一般的で、ウィンドウサイズ(解像度)を個別に変更できるゲームは少ない
    • 当方は 4K ディスプレイを利用しているので、ウィンドウサイズでは小さく、フルスクリーンサイズでは大きすぎる
    • キャラクターの図版と、テキストウィンドウの文字列が無理なく視界に入るようなウィンドウサイズが好ましい
  • スクリーン表示サイズの切り替えショートカットを設定する
    • 集中力がないので、フルスクリーンで始めてもすぐに別のブラウザで調べ物してしまいがち
    • W, F4 あたりのキーに設定して、切り替えられると便利
    • ただし、ショートカット設定メニューが存在する一部のフルプライスゲームしか対応していない

けっこうこだわりがあって、できれば最後の1項目以外はなるべく設定できると嬉しい。
クロスプラットフォーム実装に優位性のある某ゲームエンジンが採用されたゲームの体験版を遊んでいるなかで、上記の設定がいくつか難しい点があり、ふと設定について思うところが浮かんだので書き残してみた次第である。
起動即コンフィグの同志がいれば、他方の意見も伺ってみたい。ほかにもフィクションのユーザー体験について語りたいことはあるので、興が乗ったらまた残そうと思う。

フィクション作品のインターフェースとTwitter連携

そういえばノベルゲームのUIにTwitter連携入れてるのをいくつか見てきたが、あれはどうなってしまうんだろう。

ノベルゲームは、立ち絵や背景などの「コンテンツ」と、トップ・設定・ギャラリーなどの各種ページや、コンテンツ手前にあるテキストウィンドウなどの「インターフェース」で構成されていることが多い。前者はフィクション寄りで、後者はリアル寄りの要素だ。

コンテンツの例でいうと、イラストの絵柄や、作中に登場する携帯電話の描写、登場人物の価値観などから時代を感じることもよくあると思う。
一方でインターフェースに感じる時代感もたしかにあり、それらはテキストウィンドウに並ぶMSゴシックの文字列であったり、設定ページにおける変更可能な項目の少なさや、ボイスカット・コンティニューなどの機能の有無であったり、解像度の上限がフルHDであったりを通じて感じることがある。
まぁ設定ページにまつわる云々は、コンテンツ外の問題なので、人によっては問題に感じないこともあるが。往々にしてコンテンツが面白ければ多少の不便は忘れられる。

ノベルゲームにおいて、ユーザーもといプレイヤーは、多くの時間をコンテンツとUI(テキストウィンドウや周辺に見えるアイコン・ラベル含む要素)に囲まれて過ごすことになる(UIもコンテンツに含まれるのではないかという意見もありそうだが、ここではプレイヤーが操作して大きく干渉できるかをひとつの基準にした)

そのUIの中に、表題の Twitter連携 を入れているノベルゲームは割りとある。いや測ってないのでわからんが、この数年でそこそこ見てきた。

一個人として、ウェブサービスにおける突然の障害やサ終は珍しい話では無いと思っているので、24時間安定稼働で3年後も5年後も10年後も存在している前提でスタンドアロンなソフトウエアのいち要素に組み込まれているのを見ると、割りと信じられない気持ちになることがある。10年続いてるサービスが突然サ終する可能性は低いが、今ある機能が今後も提供され続ける保証は無い。

そういったフィクションに賞味期限のある要素を含めるなという話とは別に、そもそもお前フィクション作品に Twitter みたいな現世の固有名詞を、よりによって常に目に入るインターフェースに入れるなよという話もあって。いやなんの話をしていたんだっけな…

とにかく、先ほど起動したn年前のノベルゲームの体験版のテキストウィンドウに、Twitter有機能が含まれているのを見て、ぎょっとしてしまったのだ。
現時点ではTwitterは存在しているが、満足に自身のタイムラインを閲覧できる状況にない。これはサービス開発元による意図した変更なので、完全にもとには戻らないように思っていて、復活するにしてもなにか別の角度の価値を持った状態になっていると予想している。おそらくそれは最初にゲーム開発者が意図したそれとは異なっているはずで、発売当時と今とではプレイヤーの感じ方にも差があるだろう。

そういう未来を妄想すると、インターフェースに Twitter の文字が含まれていること自体、あまり良い状態ではなさそうに思った。
n年後にプレイする人が「Twitter連携の項目がずっとテキストウィンドウに表示されてるのが気になって地味に集中できない」みたいな状態になることを危惧しているし、そういう要因が大なり小なり作品全体の評価に影響してしまいそうで惜しいと思う。2023年に発売されたゲームに、mixi連携みたいな項目あったらびっくりしそう。

被害妄想みたいな散文を書き散らしてしまったけど、ずっと思っていたことだったので、書いてちょっとスッキリした。