2023年~2024年にかけてたくさんのゲームを遊んだので、いくつか記憶に残ったものをご紹介。
VOID STRANGER
ここ数年で一番印象に残ったゲーム。
プレイヤーは主人公を操作してパズルを解きながら、フロアの先へ進んでいく。 説明なく次々と襲い来る苦難を乗り越えながら、ギミックやオブジェクト、NPC、ムービーなどから得た断片的な情報をもとに、このゲームの正体を暴いていくことになる。
このゲームは謎が多く、ネット検索も向かない(ひとつ検索すると3つネタバレ踏む系)ので、プレイ後は録画を見返し、Notionやスプレッドシートで情報を管理して攻略していた。
約2ヶ月間、90時間超かけてスタッフロールとエンドCGまで見たので満足してネタバレ解禁したところ、山程出てきた知らない要素についてredditで議論されていて、未だ底知れないこのゲームの作り込みに腰を抜かすことになった。
謎解きが好きで負けず嫌いなゲーマーはぜひ挑戦してみてほしい。気になったらsteamのレビュー欄を読んでみることをオススメする。
ARMORED CORE™ VI FIRES OF RUBICON™
はじめてのアーマード・コア。生来ロボゲーには縁もゆかりも無かったが、がっつりハマってしまった。
素直にアクションゲームとして遊んで良し、ペイントで色を塗り、ステッカーを貼ってプラモ的に遊んで良し、出来た機体をフォトモードで撮影して良しと、かなりのスルメゲー。
ちょうどディスプレイを変えてから最初に遊んだゲームなので、グラフィックの綺麗さに魅了されて、たくさん写真を撮ってしまった。圧縮されちゃってるけど、せっかくなので何枚か紹介します。
Bloodborne PSX
フロム・ソフトウェアのゴシックホラーアクション「Bloodborne」をPS1風にデメイクした2次創作作品。
原作プレイ済みの経験者にうれしい演出と、本作オリジナル要素のバランスがちょうどよく、思い出に浸りながらサックリ遊べる良い作品だった。 PlayStation無印ライクの独特な操作性も相まって、やや別ゲーに感じるのも面白いポイント。
英語しかないけれど、原作プレイヤーなら雰囲気でわかります。無料なのでぜひ。
LunarLux
キルラキルではない。ロックマンエグゼシリーズを精神的フォロワーに持つ、アニメ風アクションRPG。 簡単なコマンドバトルやクエストをこなし経験値をためてレベルアップして、シナリオを進めていくオーソドックスなゲーム。
思わずプログラムアドバンス!と叫びたくなるようなチップ選択システムや、イントロだけでわかる電脳系BGMが世代直撃でたまらない。
シナリオが少年漫画的な王道展開なのも相まって、往年のコロコロコミック世代としては大満足でした。
SANABI
SANABI やりました???僕はあのチュートリアルで完全に感情移入してしまい、しばらく片腕が機械化した復讐鬼として過ごしました。
発売後は、日本語翻訳がアレなゲームとして有名だったけれど、最近、有志の協力で読めるレベルになったらしいので、気になった人はぜひやってほしい。 僕は機械翻訳時代にプレイしたので、要所要所は雰囲気で感じ取ることになったけれど、それでも最終的には泣きました。
本作はキャラクターのアニメーションが秀逸で、シナリオとBGMに合わせて、こちらの感情を的確に揺さぶってくる。泣きたい人はやりましょう。
DARK SOULS™ II: Scholar of the First Sin
ダクソ3 のつもりで始めたら思ったより別ゲーで驚いた。たいまつ、二刀流、適応力、風車、溶鉄城、雪原、そしてつるはし…思い出は尽きません。
泣きながら1週クリアするだけで70時間持っていかれたので、長期休暇にやりましょう。
いるかにうろこがないわけ
高難易度2Dシューター。ファミレスを享受せよでおなじみ、月刊湿地帯さんの新作。
本作も特徴的なサウンドとアートが素晴らしく、耳と目を楽しませてくれる一方で、1発外すとアウトなストイック仕様なので、脳と手は必死に動かすことになる。
ローグライクなので記憶もあまりアテにならず、弾もイノーチ(残機)も少ない中で、クリアにトータル5時間かかったが、おかけでわかりやすく成長を実感できて良かった。
画面下部で1行ずつ進むストーリーを気にしながらクリアするのは難しいと思うので、事前に録画するかインターネットの力を借りましょう。
For the GHOSTs
フォトリアルな背景に、可愛らしいキャラクターイラストの合わさったCGと、美しい詩のようなテキストから興味を持ってプレイ。 虚構の友だちとお話をしながら、知らない花や紅茶の名前、好きな本などたくさんのことをお話しした。
正直、プレイするタイミング次第でプレイヤーが受け取るものが変わってくるタイプの作品だと思う。 個人的には、誰かに話を聞いてほしいとき、寄り添ってほしいときなんかが良いのかなと。
どの一枚を貼るかすごく悩みつつ、びっくりしてうれしくなっちゃった時の一枚をご紹介します。縁がフィルム調なのも素敵ですね。
Inscryption
デッキ構築型ローグライト脱出ゲーム。 インディーながらもド有名な作品で、Game of the year 的な受賞歴もあり、本当に面白い。
カードゲームをしながらヒントを得て脱出していく中で、さまざまな驚きの展開にプレイする手が止まらなかった。
カードゲームも脱出パートもそれ以外の要素も全てが高水準で、非常に満足度が高い。 クリア後に開放されるチャレンジモードまでばっちりクリアし、実績コンプリートまでやりきった。
とにかく何も見ずにやってほしい系のゲームではありつつ…一応、雰囲気こわいのが苦手な人と配信者は気をつけて。 興味があったり、少し不安な人はsteamのレビューが参考になると思う。
崩壊:スターレイル
発作的にソシャゲのガチャを引きたくなることってないですか。
しかし最近のゲームはガチャを引くまでが長い……シナリオやムービーを高速ボタン連打しているうちにアイテムがたまり、キャラが増え、なにやらボスっぽいやつを倒したのに、10連ガチャ分のチケットがたまらないので、また明日と続けることになる。
このゲーム、バトル時に使えるオートモードを使うことで、戦略を全く考えることなく遊べるのだが、これが本当になんというかヤバい。可処分時間を奪ってなんぼのゲームが、プレイヤーの可処分時間に配慮してくるという謎の現象が起きている。
そうこうしているうちに気づけば始めて1ヶ月。受注できるクエストが無くなり、メインパーティーのレベルがカンストし、育成リソースも尽きるくらいには遊んでしまった…
ほかにも
かなり色々手を出してはクリアしたり途中で止まっていたりしている。
色々遊んだおかげで、なんとなく自分の好きな傾向というかジャンルが見えてきたので良かった。
これからも色んな面白い作品を、たくさん遊んでいきたい。エルデンリングのDLCも楽しみだ〜
ひとくち感想コーナー
ここ2年でプレイしたものを順不同で記載。こいつゲームばっかやってるな…
パズル
- Baba is You
- 1週間前に始めてまだ2ステージ目。狂いそう、狂う
- The_Witness
- 一筆書きパズルゲー?パズルゲーは並行プレイできないので落ち着いたらやりたい
- Portal: Revolution
- MODとは思えないクオリティに大満足。日本語化したらもう一度やりたいくらい良かった
- The Entropy Centre
- 時間を逆行させる銃で謎を解くパズル。パズル自体は面白いものの、ゴール再現の手間が重くて断念してしまった
- HER TREES : THE PUZZLE HOUSE
- 雰囲気のあるビジュアルのモノクロパズル。懇切丁寧なヒントに何度か助けられました
シミュレーション
- 火山の娘
- 娘ちゃんかわいいね。しかし自分は育成シミュレーションが続かずお休み中
カード
- Slay the Spire
- ローグライクデッキ構築の代表作ということでプレイ。リセットが簡単だったのでそこまでハマらずに済みました。2も出ますね!
- 晴れし靄かな
- かわいい絵札を見ながらハイ&ローでさくさく遊べるゲーム。不穏もあるよ!
アクション
- Cyberpunk 2077:仮初めの自由
- アプデ後に遊びやすくなってて良かった。カタナニンジャビルドで遊びました
- Katana ZERO
- サクサクアクションとカセットテープモチーフが素敵ポイントでしたね。お話はちょっとよくわからなかった…
- The messanger
- ノリノリで格好いい音楽と、コントみたいなシナリオが最高。笑いたい人はやりましょう、めちゃくちゃ面白いですよ
- ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist
- 遊びやすくなったエンダーの新作。歯ごたえのあるアクションと仄暗い雰囲気がたまらない
- 巫兎 - KANNAGI USAGI -
- 記憶を無くしてもう一度SEKIROできる!と思ったら、最後によく知ってるやつが出てきて笑っちゃった
- Cult of the Lamb
- 教祖になって信者に世話してもらうつもりで始めたら、教祖が信者を世話することになりました
- デイヴ・ザ・ダイバー
- 魚を獲り、スシを運ぶ。日本人が遊ぶとさらにおもしろい気がする。少し平和なSubnautica?
- Sheepy: A Short Adventure
- もちもち羊くんとエレクトリックミュージックがなんと無料で遊べます、最高。
- Lies of P
- 全てが煮崩れした闇鍋
テキストアドベンチャー
- Refind Self: 性格診断ゲーム
- 7daysの作者さんらしくしっかりと2面性のあるゲーム。失敗作くんに追われるシーンで悲鳴上げちゃったよね
- 未解決事件は終わらせないといけないから
- ミステリーな本作と噛み合ったシステムが素晴らしく、謎がつながったときの爽快感はひとしお
- The Cosmic Wheel Sisterhood
- タロット作成に時間をかけ過ぎて3章目くらいで止めている。主人公とほかキャラの掛け合いが海外産ゲームという感じで心地良かった
- ナツノカナタ
- フリーと思えないボリュームに驚き。立ち絵表示がよく見えるUIも新鮮でした。ディストピア世界観はいつやっても良いものだ…
- 午前五時にピアノを弾く
- ビジュアルの雰囲気が好きでプレイ。落ち着いて読み進められる、静かな朝の読書みたいなゲーム
- Glare1more
- クーデレ?メイドロボと会話して謎解きするゲーム。アダルト要素もあるよ
- RONNARIUM
- パートナーのペンギンはじめ、夜の水族館に住む動物がみんなキュート。会話のセンスも◎
- sky
- sky[Rain]
- 上記 sky[]の続編。仲良くなった後にもう少しお話できて嬉しかったです
- q.u.q.
- 雰囲気バツグンのビジュアルがGoodなノベルゲーム。インディー節をひしひしと感じる良作でした
ノベル
- GINKA
- ギンカちゃんに惹かれるも、慣れない伝記ものに止まっています。ラストにかけてがアツいらしいのでこの夏駆け抜けたい
- イハナシの魔女
- こちらもまだ序盤で止めてしまっている。名作と名高いので期待は大。これも夏にやるぞ…!
- でこれいと・でこれいしょん!
- 顔の良い女(の幽霊)と、顔の良い男にまつわる話。心情描写とエンディングが好みで良かった
- 小坂さん。 - Remaster
- 小阪さんかわいさにプレイ。ストーリーもオチも個人的に好きなタイプで、短いながらもインパクトがあって良きでした
- 不香の花 - Snow Flower
- 上記小坂さん作者「心太」さんの新作。スチルの量が多くてびっくり。3作の中で一番好きまである
- 日陰の日葵 - sun in the shade
- 心太さん2作目。予想できた結末のその先が良くて…あくまでヒロインと主人公が1対1じゃない続き方が良いですね
- Radio Wave Bureau
- 百合ゲーかと思ったらホラーかと思ったらunityチュートリアルで見るやつが始まって百合ゲーに収まった
- She Vomited Guns
- ホラー感はありつつ、社会的な問題定義や、現代価値観における生物倫理を問うみたいな要素もあって複雑な感情になりました
- In The Grace of Our Malice
- 限界OL海へ行く
- 実況録ってたけど、OLが「あ~」しか言って無くて没になりました