失われつつあるインターネットについて憂いたり警鐘を鳴らしている記事をよく目にするようになった。
懐古的な内容ではなく、「俺たちのインターネットって、本来こういうものだったろ?」みたいな、現状を是正していく流れというか、何か訴えかける思いがこもった記事をよく目にする。
自分がインターネットに触れたのは小学5年の授業だった。当時はフロッピーディスクが流通していたり、Flashが主流の時代だった。
インターネットで動画を見たり、Webサービスを利用し始めたりしたのが中学生のころで、YouTubeや2ch等の掲示板を見たり、Amebaでブログを書いたりしていた。
そして高校2年で深夜アニメとエロゲーを知り、インターネットをヘビーユーズするようになった。
こんなインターネット経歴なので、上記の「俺たちの(昔の)インターネット」にあたる雰囲気みたいなものにおそらく触れてない世代であり、正直なところそれが何を指すのかピンとこない。(そもそも上記のインターネットがどの時代を指すのか不明だが。)
ただ、そんなきっと昔にあったような、言外のマナーやモラルに基づく自治感のあったインターネットの、そのマイノリティな雰囲気を体験できていないであろうことを、少し残念に思う。